リライフ職員インタビュー!【サービス管理責任者編】

こんにちは!継続支援リライフです🌸

今回のブログは職員紹介第2弾です!

リライフの頼れるサービス管理責任者にインタビューを行いました⭐

サービス管理責任者の仕事内容は?

利用者さんの社会復帰・地域移行を目指してのステップアップ・能力向上に向けての目標づくりや、相談支援業務として利用者さんへの助言など、福祉の視点から利用者さんをサポートする役割を担っています。

職員へ日々の支援の助言を行いサービスの質の向上に努めることや、職員も安心して働ける環境を整えるのも大切な仕事です。

また、管理業務を施設長と共に行ったり、外部に提出する書類を整えたりと、施設の運営業務も行っています。

余暇の過ごし方は?

ストレス解消としてジムで筋トレをしたり、テニスをしたり、体を動かすことが多いです。
「なるべく、ダサいおじさんになりたくない」という思いもありまして…(笑)
仕事がある日でもジムに通ったり、体を動かすことは習慣にしています。

マンガを読んだり、ゲームをすることも趣味のひとつです。
一番好きなマンガは『キャプテン翼』で、昔は影響を受けてサッカーをやっていました。

旅行や食べ歩きも大好きで、コロナ禍前はよく出かけていました。
北海道はほぼ全部網羅しています!
道外旅行も好きで、各地で美味しいもの探しをしていました。
中でもおすすめは、東京の『リベラ』のステーキ!
ボリューミーなお肉がたまらなく美味しいんです。
機会があればぜひ行ってみてくださいね!

これまでの経歴は?

印刷・デザイン・書籍づくりなど、DTP関連の仕事に20~41歳まで従事していました。

僕は子供の頃からマンガを読むことや絵を描くことが大好きで、小さな頃の夢は漫画家でした。
そのため「デザイン関わる仕事がしたい!」という思いから、デザイン会社への就職を決めました。

僕が働いていた頃は、いわば「DTP黎明期」。ちょうど手作業からPC作業に移行し始めた狭間の時代です。
この頃、使用していたデザインツールは初期のillustrator。印刷は「写植」が主流で、印画紙に現像して手作業で切り貼りするものでした。
今と比べると、大変手間のかかる作業だったなと思います。

でもこの経験があるからこそ、今のIT技術の進歩にはとても感動していますし、様々な人が社会で活躍できる可能性を持っていると強く感じています。

30歳の頃に印刷会社へ転職したのですが、そこが福祉関係の法人が運営している会社でした。
書籍制作の仕事がメインで、その一部を障がいのある方へお任せしていました。

そこでの業務をきっかけに「障がいのある方の活躍の場を支えたい」という思いが大きくなり、本格的に福祉の仕事を行いたいと考えるようになったことから、福祉業界への転職を決意しました。

最初は支援員として就職を考えていましたが、『福祉経験があるから、サービス管理責任者になれるよ』と教えていただいたことがきっかけで資格を取得。
41歳から札幌市内の就労支援施設でサービス管理責任者として管理業務に従事しています。

リライフへの転職を決めたのは「ITと福祉を融合させた事業所」であることに強く惹かれたからです。
デザイン業界で働いていた経験が活かせると思いましたし、「IT技術によって様々な人が社会で活躍できる可能性」を感じていた僕にとって、ITスキルを活かして働きたい方を支えることができるこの事業所のコンセプトがとてもしっくりきたんです。

リライフの好きな所は?

利用者さん・職員ともに仕事に対する意欲が高いところです。

リライフの利用者さんは、事業所での作業をしっかりと「一般の仕事」として意識して下さっています。
だから、「お休みをなるべくしない」「やむを得ず休んだときは次回頑張る」というスタンスでいてくれる方が多いですね。
真剣に職員の話をきいて作業に取り組む姿勢が素敵だなぁと日々感じています。

そんな利用者さんを絶妙なチームワークで支える職員も、リライフの自慢ですね!
どんなことも率先して協力してくれる、思いやりに溢れた方ばかり。
一緒に働けてよかったなと思います。

仕事へのモチベーションの高さには、リライフの環境も大きく影響していると思います。
施設内は明るい雰囲気で、一般のオフィスに近い環境。良い意味で福祉色が強すぎないんです。
見学に来てくださった方の中には、「綺麗だから通いたい!」「こんな素敵な場所で働いてみたい!」と利用を決めて下さる方も多くいらっしゃいます。

僕自身も初めてリライフに来たときは「オシャレな職場だなあ」とテンションが上がりましたので(笑)
コンサルティングのセンスが光る事業所だと感じています。
この環境を維持できるよう、毎日の挨拶や笑顔を大切にし、無理のない楽しい職場づくりを意識していきたいです。

また、ITと福祉が融合し、上手に機能しているところはやはり大きな強みですね。
リライフで働く中で、インターネットを使って世界が広がることをより強く感じています。「働き方」の視野も広がりました。

リライフで働いていて大変なことは?

リライフで…というよりは、福祉事業所の運営に必要な書類の管理が大変ですね。
非常に種類が多くて、いつも四苦八苦しています(笑)

業務をやりやすくするために工夫していることは、段取りに時間をかけること。多少時間がかかっても、使用するシートを効率化しておくと後々楽に作業が進むんです。
前職のデザイン業務で使用していたソフトが「効率化」を図るものだったので、その時の経験が活きていると感じています。

ゲームが大好きな利用者さんも多くおられるので、ここで僕が個人的に効率化について意識していることをひとつお伝えしてみます(笑)

「効率的にこなす」というのは、ゲームにも仕事にも共通する部分があると思っています。
「どこを回って、誰を倒す」とか、どうやって効率的に立ち回るかが強くなるためには必要ですよね。

どんなお仕事でも「効率的にこなす」ことは大事になってくるかと思います。【ゲーム感覚で楽しみながらの効率化】をゲームが好きな利用者さんは、意識していただけると仕事をより楽しく進められるかもしれません。

この仕事のやりがいは?

日々支援させていただく中で、表情の変化から体調の回復を実感できたり、仕事に対するモチベーションの変化から能力の向上を感じたり…利用者さんが元気になっていることを実感する時は、大きなやりがいを感じますね。

利用開始当初は家から出るのがやっとだった方が、通所する中で社会人としての自覚を身に着け、社会復帰される過程を見届けられたときは「この仕事をしていてよかった」と心から思います。

就労支援施設で働いていて思うのは、社会と関わる中で「人は良い方向に変われる」ということ。
「社会に出たい、社会復帰したいけど、どうすればよいのかわからない」という方は、ぜひ勇気を出してリライフで一歩を踏み出してほしいです。
全力でサポートしますよ!

リライフでの目標は?

利用者さんと一緒に本社から頂く仕事に取り組み、業務と売上にしっかり貢献できる事業所にしていきたいですね。

リライフでの仕事を通して利用者さんに感じてほしいことは、大きく分けて2つです。

一つ目は、チームを組んで仕事をする達成感ややりがい。
働いてお金をもらう達成感を感じることで、「私にもできる」と自信をつけてほしいと思っています。

二つ目は、仕事の厳しさ。
働いてお金をもらうからには納期は絶対に守らなければならないし、ミスだって許されない。

お金を稼ぐことの大変さ、そしてそこから得られる達成感を社会に出る前、あるいは社会復帰される前にリライフで感じていただき、役立ててもらえれば幸いです。

どんな仕事も、たったひとりではできません。
それは社会にでても同じ。
だからこそ、その方の「できること」や「得意」を一緒に見つけて、伸ばしていきたいと思っています。

実は僕、サービス管理責任者になる前まではコミュニケーションが苦手だったんですよ。
なので、「人とのかかわりが苦手だ!」って思う方の気持ち、なんとなく理解できます。

通所してくださる方が自信を持って活き活きと働けるように、相手の気持ちを理解する心はこれからも大切にしていきたいですね。

これから就職を目指す方に伝えたい事を一言!

就職の準備で一番大切なのは、利用者さんが自分で決めた出勤目標を守ることだと個人的には考えています。

オープン・クローズどちらの就職でも企業は【戦力】として社員を雇用します。
ですので、会社が決めた日数と時間をしっかりと働けることが第一条件になります。
その理由から、就職へのスタートラインに立つための最終目標として毎月週5回通所できるようになることを目指して欲しいと思っています。

但し、病状によっては週5回通所できるようになるまで時間がかかると思うので、最初から焦らず、無理をせず時間をかけてゆっくりと向上していってくださいね。

スタートラインに立てたあと、次に一般的な職業スキルの向上が課題になるかと思います。そして、身に付けていこうと努力する中で様々な壁にぶつかることが予想されます。

そうなったとき、医療機関などとも相談しながら、ご自身の抱えている障がいの特性を認知し【努力すればできるようになること】と【努力しても難しいこと】を理解してみていただければ、少し心が楽になるかもしれません。

ご自身の特性を見極めることで企業に配慮していただきたいことが見えてくるかと思います!

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